子どもが不登校になったら、どこに相談すればいいですか?
学校やスクールカウンセラー、自治体の教育相談窓口、民間のカウンセリングなどが相談先になります。保護者だけで相談できる窓口もあります。
学校での対応について話したい場合は学校へ、地域の支援を知りたい場合は自治体の窓口へ、親御さん自身の悩みや関わり方を話したい場合はカウンセリングへ、といったように、今困っていることに合わせて選びましょう。
お子さんが相談を希望していなくても、まずは親御さんだけで相談できるか確認してみてください。状況や気持ちが整理できていなくても、分かる範囲から話し始めて大丈夫です。
「子どもが学校に行けなくなったけれど、誰に相談すればいいのか分からない」
「本人は誰とも話したくないと言っている。親だけで相談してもいいの?」
相談したい気持ちはあっても、どこから動けばよいか迷ってしまうことがあります。
不登校について、保護者だけで相談できる窓口はあります。 お子さんが相談に行く気持ちになるまで、親御さんも一人で抱え続ける必要はありません。
今回は、主な相談先の違いと、ご家庭に合う相談先を選ぶときのポイントを整理します。

今回は、主な相談先の違いと、ご家庭に合う相談先を選ぶときのポイントを整理します。
不登校の相談は、親だけでも始められます

「子どもを連れて行かなければ、相談にならない」と思っていませんか。
例えば相模原市の青少年・教育相談では、お子さん本人だけでなく、保護者からの相談も受け付けています。不登校や登校渋り、親子関係なども相談の対象です。相模原市の相談案内→
親御さんだけの相談でも、今困っていることを整理したり、子どもへの関わり方を一緒に考えたりするきっかけになります。
最初から原因を説明できなくても構いません。
「朝になると行けなくなる」
「理由を聞いても話してくれない」
「自分がどう接すればよいか分からない」
まずは、分かっていることと、困っていることを伝えてみてください。親だけでの利用方法や予約の必要性は、各窓口に確認しましょう。
不登校について相談できる主な窓口
相談先によって、対応できることは異なります。「どこが一番よいか」よりも、今の困りごとに合っているかを考えると選びやすくなります。
◯学校・スクールカウンセラー
学校での様子を知りたいときや、欠席中の連絡、学習、学校生活での配慮について話し合いたいときは、在籍している学校が相談先になります。
担任の先生に話しづらい場合は、養護教諭や学年主任、スクールカウンセラーなど、ほかの窓口に相談できるか尋ねてみましょう。
スクールカウンセラーへの相談を希望する場合は、保護者だけで相談できるか、予約方法や相談日と併せて確認すると安心です。
◯自治体の教育相談窓口・教育支援センター
学校以外の立場から話を聞いてほしいときや、地域で受けられる支援を知りたいときは、自治体の教育相談窓口も選択肢です。
教育委員会の教育相談窓口や教育支援センターでは、不登校に関する相談や支援を行っています。名称や対象、利用方法は地域によって異なります。文部科学省の案内→
探すときは、お住まいの自治体の公式サイトで「不登校相談」「教育相談」と検索してみてください。
神奈川県のサイトにも、相談先や教育支援センターなどの情報が掲載されています。神奈川県の不登校支援情報→
◯民間のカウンセリング・保護者の会
家庭での関わり方や、親御さん自身の不安を話したいときには、民間のカウンセリングも選択肢になります。
また、同じ立場の保護者と話したい場合は、保護者の会などを探す方法もあります。
ただし、相談、情報交換、学習支援など、団体によって活動内容はさまざまです。申し込む前に、対象者、費用、対応できる内容を確認しましょう。
心身の不調があるときは医療機関にも相談を
体調や睡眠などに気になる変化がある場合は、不登校の相談と併せて、かかりつけ医などに相談することも考えてください。
教育相談や民間のカウンセリングと、医療機関では役割が異なります。一つの場所だけですべてを解決しようとせず、必要に応じて相談先を組み合わせていきましょう。
相談先を選ぶときに確認したいこと
相談を申し込む前に、次の点を確認しておくと、利用後の行き違いを減らせます。
- 親だけでも相談できるか
- 子どもの年齢や居住地域が対象に含まれるか
- 相談したい内容に対応しているか
- 料金、相談時間、継続する場合の費用
- 対面・電話・オンラインなど、利用できる方法
- 相談内容が学校などに共有される場合の説明や同意の取り方
話を聞いてもらいながら、一緒に考えられるかどうかも大切です。
状況を十分に聞かずに対応を決めつけられたり、説明に納得できないまま契約を急がされたりした場合は、その場で決めずに持ち帰って構いません。
初めての相談では、何を話せばいい?
上手に説明しようと、準備に時間をかけすぎなくても大丈夫です。
余裕があれば、次のことを短くメモしてみてください。
- いつごろから学校を休むようになったか
- 家でどのように過ごしているか
- 子どもが話していること、親から見て気になる変化
- これまで学校などに相談したこと
- 今、一番困っていること
本人から聞いたことと、親御さんが感じていることを分けて伝えると、相談相手も状況を整理しやすくなります。
最初の連絡は、例えばこんな伝え方でも十分です。
子どもが学校を休むようになり、家庭でどう接すればよいか悩んでいます。本人はまだ相談を希望していないのですが、まず保護者だけで相談できますか。
「何を相談したいのか、自分でも整理できていない」ところから話し始めても構いません。
親だけで抱え込まない
不登校が続くと、
「自分の接し方が悪いのではないか」
「このままで将来大丈夫なのだろうか」
と、保護者の方自身が不安になることもあります。
お子さんのことを考える時間が増えるほど、親自身も疲れてしまいます。
学校や相談機関、医療機関など、必要に応じて周囲を頼ることも大切です。
Tencolour Circleでも、親御さんのお話を伺っています
Tencolour Circleでは、不登校や引きこもりのお子さんを持つ親御さんのカウンセリングを行っています。
子どもの不登校を経験した立場から、親御さんのお話に耳を傾け、一緒に考えることを大切にしています。
「子どものことが気になって、気持ちが休まらない」
「自分の接し方が間違っているのではと不安になる」
そんな親御さんご自身の気持ちも、お話しいただけます。
相談内容や利用方法については、カウンセリングのご案内をご覧ください。ご不明な点は、お問い合わせフォームからもお尋ねいただけます。
Tencolour Circleの
公式LINEです。
読むだけ / 見るだけ / 必要なときだけ開く
それで大丈夫です。

相談しなくてもいい
「つながり方」もあります。
※ 登録後に、こちらから個別に連絡することはありません。
※ 相談や返信は、必要だと感じたときだけで大丈夫です。
まとめ|一人で答えを出してから相談しなくても大丈夫です
不登校の相談先には、学校、自治体、民間のカウンセリングなど、複数の選択肢があります。
学校との調整をしたいのか、地域の支援を知りたいのか、それとも親御さん自身の気持ちを話したいのか。今、一番困っていることを手がかりに、相談先を選んでみてください。
相談することは、その場で何かを決めることとは限りません。
「今の状況を誰かと整理したい」。それも、相談を始める十分な理由です。
親御さん自身が疲れていると感じたときは、こちらの記事もご覧ください。
不登校でつらいのは子どもだけではない。親が抱える悩みとメンタルケアについて


